こんにちは、OTです。
気温が下がり、肌寒い日が増えてきましたね。
作品づくりで参加者の方が行っている作業を紹介したいと思います。
前回は台紙をの切り取りを紹介しました。
今回は折り紙をちぎる工程です!
台紙を切り取る作業と並行して、台紙に貼るための折り紙をちぎってもらいます。
ちぎるときには、大きさの見本を使って行います。
「ちぎるだけなのに見本が必要なの?」と思う人もいるかもしれません。
参加している人の中には、はじめは指示通りの大きさにちぎることが出来ても、作業を続けていると指示した大きさを忘れてしまったり、他のことに注意が向いてしまいちぎる作業が雑になってしまう人がいます。認知機能の問題から指示した物と違う形や大きさにしてしまい、作業に修正が必要になってしまうこともあります。
見本を使うことで、スタッフの指示が目で確認できるようになり、よりわかりやすくなります。
指示を忘れてしまった人、注意散漫な人、違う形・大きさにしてしまう人が自分で気が付きやすくなり、指導や失敗を少なくすることが出来ます。
作業の目的や参加する患者さんの特性に合わせて作業を工夫しているので、他にも色々な意味があったりしますが、今回はこの辺で…。
今回は折り紙をちぎる工程を紹介しました。
次はどの工程が来るのか、考えてみてくださいね(*^^*)